字一色とは知っての通り、すべてのメンツ構成が字牌でなければなりません。 字牌とは、東南西北白発中の7種類、計28枚。 そして字牌は順子にはならないので、全部暗刻、または明刻にしなくては行けない ため、非常に作るのが困難な役満です。 あ、七対子形もありますね。でも、これは7種全部必要だからもっと難しい かも。 さて、この時、カビ男は南、発、西を序盤から立て続けにポンしました。 場は南場2局、私が親でカビ男は西家。ドラは白。 つまりこの時点で3飜確定です。 12順目、私の手はこんなでした。 東東東白白45677一二三 つまり、白をツモれば東白ツモドラ3で親ッパネです。白は場に1枚もでて いません。また、中は場に1枚とドラ表示で1枚。 ここで私がツモったのは白ではなく中。カビ男に恐ろしい牌です。 さあ、この時点で東の暗刻を持っているので、小四喜はありえません。 残るは字一色の可能性ですが、北は場に1枚、中は私のツモったのを入れて 3枚出ています。カビ男の手牌は4枚。 もしも字一色を聴牌しているなら、この形、2通りしかありません。 1、北北北中 2、北北白白 2の場合は中を切っても安全です。従って、私が中で役満を振るためには 唯一1の形しかありません。この世に3枚しかない北と、この世に1枚しか ない中を同時に持っていなければなりません。 そんな確率はほとんど考えられませんよね。もちろん、中切りです。 : : 結果は、悲惨なものでした。 神は、時に人に恐ろしい選択をさせるものです。 中を握ってノーテン親流れを良しとするか、中を振って役満親流れ。 究極の選択です。